朝7時頃起きて、ビルバオへ日帰りで。8月の後半、朝はひんやりで半袖では寒いくらい。川沿いの道を上流へ向かって。バスターミナルへ。
サンセバスチャンからビルバオへはバスで1時間20分程。ALSA社とPESA社と2社あって、ALSA社の方が安くて座席が少し広め、ただ遅延が無いのはPESA社とのこと。両社合わせると日中は1時間に1本程度あるので、都合に合わせて。WEBで乗車券を買えるので、事前に買って、乗るときはそれを見せるのがスマート。
ビルバオ到着。バスはかなりスピードを出すのでちょっと怖いです。到着するころにはすっかり日も昇り、歩くと暑かったです。
ビルバオの地下鉄。びっくりなデザイン。なんですかこれ。
地下へ吸い込まれていきます。
ビスカヤ橋へ。中心地から地下鉄で20分ほど、駅から歩いて10分弱。分かりやすい場所でした。地下鉄は2路線ありますが、どちらに乗ってもたどり着けます。世界最古の運搬橋、世界遺産です。が、特に混雑もなく、ゆったり鑑賞。のんびりな雰囲気が良い。
特にいいなあ、と思ったのは、橋を眺めるのに最適な角度で椅子が設置されていること。
夜も綺麗なのかもしれません。
アナログ感がたまりませんね。歴史を感じます。
再び市街地へ戻って、グッゲンハイム美術館。
近づくにつれて、ワクワクします。この感覚久しぶり。
青空に映えるパピー。これが美術館の前に鎮座しており、いわばシンボル。
色々な角度から。
季節によって花が違うそうです。
ぼーっと眺めているとスリにでも遭いそうなので気を付けましょう。
美術館の建物も、度肝を抜くとは、まさにこのこと。美術に疎い私でも、この曲線美にはゾクゾクします。
内部も撮影可能な場所はありますが僅かです。
そう、六本木ヒルズにもいるあれです。
でかい。
美術館、反対側から。こんな変形した建物は見た事がありません。
とにかく目立ちます、これを見に世界から人が集まるのは納得。
色々な角度から眺めたくなります。
ビルバオ市街地では、地下鉄とトラムの乗車が必須。Suicaのような、barikカードを空港のバスのチケット販売窓口で買ってチャージしておいたので大活躍。
こちら↓
トラムは15分おきで案外本数は少ないですが、ほぼ時刻通りにやってくるので分かりやすいです。そして車両が綺麗。
さて、ビルバオでもバル巡りは欠かせません。
美味しそうなオリーブ。オリーブ好きには天国。
もう朝から飲んじゃう雰囲気。3軒ほど攻めました。
昼から盛況。
サングリアでまずは軽く。
オリーブと葱のねぎま。
このスープ、なんだったっけ・・・コーンかな。
塩気が程よく、見た目も美しい、ホタテ。これは間違いない美味しさでした。満足。
地下鉄に限らず、全てにおいて、芸術な街です。
行く前のイメージとはだいぶ違っていて、ビルバオは想像より都会。デパートはあるし、地下鉄はあるし、人も多いです。近いとはいえ、サンセバスチャンとは雰囲気が全く違います。こちらは都会。あちらはリゾート地。
この日、お祭りの後とのことで、休業している店舗が多々。。。が、一番行きたかったM氏オススメのお店は開店していたので、ビルバオの最後の締めに。
今日もまたフォアグラ、昨日とは違う食べ方で。とろーり濃厚。体脂肪率が即上がりそうな一品。でも旨いのでペロリ。
ここで食べた生ハムは、脂が全然違います。幸福感に包まれる優しい旨み。最強。
グッゲンハイム美術館にビスカヤ橋、生ハム堪能で、短時間でこれ以上ないくらい充実。後ろ髪を引かれる事なく、あっさり帰路に。若干酔いも回りつつ、トラムでバスターミナルまで向かい、サンセバスチャンに戻ります。ちなみに電車が走っていないわけではないのですが、バスの方が本数が多くて速いので、電車好きで時間に余裕がある人以外はほぼバス一択です。